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いつもと一味違う!キャンプで楽しむ日本酒のススメ


いよいよ本格的な夏の到来を迎え、家族や友人とレジャーの計画を立てている方も多いのではないでしょうか。

大人のレジャーにおすすめなのが、キャンプで楽しむ日本酒です。日本酒は居酒屋や自宅でしっぽりと飲むイメージが強いかもしれませんが、外で味わう日本酒もまた格別です。

今回は、キャンプで楽しむ日本酒の魅力とおすすめアイテム、日本酒と相性の良いキャンプ飯についてご紹介します。

 

キャンプで楽しむ日本酒の魅力

日本酒は世界の酒類の中でも珍しく、幅広い温度帯で楽しめるお酒です。屋外で楽しむキャンプとの相性は抜群で、暑いときはキリッと冷えた冷酒で喉を潤し、肌寒くなってきたらカンカンに熱した熱燗を飲んで冷えた体を温められます。

キャンプ場の環境も、日本酒をおいしく感じさせてくれる要因のひとつ。自然に包まれた開放的な空間で味わう日本酒は、不思議といつもよりおいしく感じられます。夜に焚き火を囲みながら家族や友人と語り合い、しっぽりと飲む日本酒もキャンプならではの醍醐味です。

またお米から造られる日本酒はさまざまな料理と相性が良く、キャンプ料理ともよく合います。キャンプ料理には魚介を使った料理や味付けの濃い料理も多く、日本酒の旨みを引き立てながら楽しめます。

遠方のキャンプ場に出かける場合は、道中でその土地ならではの地酒を探すのも楽しみのひとつです。

 

キャンプで日本酒を楽しむおすすめアイテム

せっかくキャンプで日本酒を楽しむなら、酒器にもこだわりたいもの。ここではキャンプで日本酒のおいしさをより引き出すためのおすすめアイテムをご紹介します。

チタン製のシェラカップ

まずおすすめなのが、チタン製のシェラカップです。チタンはイオン化が起こらないことから金属特有の臭いや味がせず、日本酒本来の味わいを損ねることなく楽しめます。

チタンが溶ける温度は1,660℃となっており、耐熱性に優れている点もポイントです。キャンプでは焚き火やバーナーを使う機会が多いもの。冷やや冷酒で楽しむだけでなく、焚き火やバーナーで直接炙って燗酒にするなど、幅広い楽しみ方ができます。

またチタンは他の金属に比べて錆びにくいため、長期的に品質を維持できて、メンテナンスの手間もあまりかかりません。

欠点は蓄熱性が低いこと。日本酒の温度が冷めやすいため、一度に飲む量に合わせたサイズの器を選ぶのがおすすめです。

(すず)製のぐい呑み

錫製のぐい呑みは、錫の力で日本酒をおいしく飲めることが最大の魅力です。錫には優れた浄化作用とイオン作用があります。これらの働きで日本酒の雑味や角をとり、日本酒のおいしさを際立たせます。

またアルコールを醸造するときに生成される揮発成分・フーゼル油を溶かす作用があり、口当たりをまろやかにしてくれます。

熱伝導率が高く、冷酒を冷たいまま、熱燗を温かいまま飲むためにも最適です。経年劣化で割れることがないため、キャンプでも安心して使えます。

 

日本酒と相性の良いキャンプ飯

キャンプの醍醐味といえば、野外で作って食べるキャンプ飯。では日本酒と相性の良いキャンプ飯にはどのようなものがあるのでしょうか。

手軽にできておすすめなのが、キャンプ飯の定番「バーベキュー」です。炭火で焼いた香ばしいお肉と日本酒は相性バツグン。ばら肉やロース肉のような脂身の多いお肉には、後味がさっぱりと爽快な「吟醸酒」がおすすめです。

赤身肉でお肉そのものの旨みを味わうなら、「本醸造酒」を合わせると良いでしょう。クセが少なく軽快な喉ごしで、お肉の旨みを引き立ててくれます。

魚介本来の旨味がたっぷり詰まった「アクアパッツァ」もおすすめです。魚と日本酒の旨みの相乗効果で、よりおいしく楽しめます。ボリュームがあり華やかで、見た目からもテンションが上がります。

通常は白ワインを使って仕上げますが、日本酒を使って和風にアレンジするのも良いでしょう。

 

キャンプで格別な日本酒を楽しんで

今回は、キャンプで楽しむ日本酒の魅力とおすすめアイテム、日本酒と相性の良いキャンプ飯についてご紹介しました。大自然の中で楽しむ日本酒は、普段とは違う格別な味わいです。

つまみにするキャンプ飯や酒器にもこだわることで、よりおいしさが加速します。