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暑い日は日本酒×レモンでさっぱり!相性抜群の楽しみ方をご紹介


気温が高まりつつある時期には、さっぱりとしたものが飲みたくなりますよね。

そこでおすすめなのが、日本酒とレモンの組み合わせ。レモンのフレッシュな香りが日本酒のおいしさをより引き立てて、暑さを吹き飛ばす爽やかな一杯になります。

今回は、レモンと日本酒のおいしい楽しみ方と、組み合わせる際の注意点についてご紹介します。

 

日本酒とレモンは相性バツグン

日本酒と柑橘系の果物は、とてもよく合います。特にレモンやライムは相性バツグンです。果物を原料とするワインに比べると、日本酒は「酸味」が低いお酒です。そこでレモンと組み合わせて酸味をプラスすることで、味わいがしっかりとまとまります。

また日本酒の独特の味わいが苦手な方にも、レモンとの組み合わせはおすすめです。レモンのフレッシュで爽やかな香りと味わいが、日本酒の麹の香りを和らげて、飲みやすくしてくれます。

フレッシュで爽やかな味わいから初夏から夏にかけてのイメージが強いレモンですが、実は国産レモンの旬は冬。11月から春先にかけてが多く収穫されます。しかしアメリカ産を中心とした輸入レモンは年中スーパーに並ぶため、夏でも日本酒と合わせて楽しめます。

 

レモンと日本酒のおいしい楽しみ方

では、レモンと日本酒をどう組み合わせるのが良いのでしょうか。ここでは、レモンと日本酒のおいしい楽しみ方をご紹介します。

 

日本酒をつかったレモンサワー

レモンサワーといえば、レモンの風味を活かすためにクセのない甲類の焼酎で作るのが一般的です。しかし日本酒を使ったレモンサワーも、普通のレモンサワーとは一味違ったまろやかな味わいでおいしく楽しめます。

 

用意するのは、お好みの日本酒、レモン汁、炭酸水、氷です。まず氷を入れたグラスの3分の1くらいを目安に、日本酒を注ぎます。次にレモン汁を注ぎます。

レモン汁はくし切り2個分ほどを目安に、入れすぎないよう注意しましょう。レモン汁は市販のレモン汁でも良いですが、生のレモンを絞ったものの方がより爽やかな香りを楽しめます。

「レモンサワーの素」の商品も販売されているので、もっと手軽に楽しみたい方にはおすすめです。甘めが好きな方は、日本酒100mlに対して5mlを目安にガムシロップを加えましょう。

ここまでグラスに入れたら一度かき混ぜ、仕上げに炭酸水を注ぎます。炭酸が抜けないよう、マドラーに沿わせて静かに注いだら完成です。

 

見た目もかわいいレモン×日本酒カクテル

レモンと日本酒を組み合わせ、カクテルにアレンジするのもおすすめです。

レモンと日本酒、ブルーキュラソーを組み合わせたカクテルは、鮮やかなブルーの見た目が爽やかで夏らしく、気分が上がります。冷えたグラスに日本酒とブルーキュラソーとレモン汁を、8:2:1の割合で注ぎます。よくかき混ぜて、レモンスライスを浮かべたら完成です。

 

日本酒のおつまみにもレモンをプラス

日本酒とレモンを組み合わせるだけでなく、日本酒のおつまみにレモンをプラスするのもおすすめです。

レモンを使った玉ねぎと生ハムのマリネや、レモン風味のサラダ、レモンをかけた唐揚げなど……いつものおつまみにレモン汁をかけるだけでもさっぱりと風味が良くなり、日本酒のおいしさをより引き立ててくれます。

 

日本酒とレモンを組み合わせる注意点

日本酒とレモンを組み合わせる際は、レモンの入れ過ぎに注意しましょう。日本酒はとても繊細な味わいのお酒です。レモンを入れ過ぎると酸味ばかりが際立って、日本酒自体の味わいのバランスが損なわれてしまいます。

また、もともと香りが強く個性の強い味わいの日本酒は、避けた方が無難です。レモンと日本酒のお互いの味わいが邪魔してしまいます。フルーティーで甘口の日本酒や、落ち着いた味わいの本醸造や純米酒などがおすすめです。

 

レモンでさっぱり日本酒を楽しもう

今回は、レモンと日本酒のおいしい楽しみ方と、組み合わせる際の注意点についてご紹介しました。レモンと組み合わせることで、いつもの日本酒も一味違った味わいになります。さっぱり爽やかなレモンの風味は、暑い夏にぴったりです。